ブリーダーの一日は超ハード




ブリーダーの一日は超ハード

ペットを飼うということ

ペットを飼うということ

2011年のペットフード協会の調査によりますと日本全国のペットの数は約2,154万頭で、うち犬が約1,193万頭・猫が約961万頭に上ります。つまり、単純計算しますと、国民6人に1人は犬か猫を飼っていることになります。或は、2~3世帯に1世帯は犬か猫を飼っていることになります。

つまり、経済大国と言われる我が国ですがペット大国でもあるのです。この様な背景に我が国が抱える少子高齢化や、核家族から単身世帯の増加に至る最近の社会風潮が影響していることは間違いありません。

そして、ペット大国の裏側の問題として、飼い主が放棄した犬や猫が保健所に収容され処分される数も増えているのです。つまり、玩具などの物は飽きれば捨ててしまえば済みますが、ペットは生き物ですから捨てるだけでは済みません。特に、犬や猫は飼い主が捨てても、自宅に戻ってくることもできるからです。

従って、ペットを飼うということは、そのペットが命を終えるまでの責任を負うことも意味しているのです。


ブリーダーは命を扱う仕事

趣味で1匹のペットを飼う場合はその1匹のペットに対して飼い主の責任を取れば良い訳ですが、「ブリーダー」は少なくとも数匹から規模によっては数十匹の命を預かることになります。

例えば、「ドッグブリーダー」の場合は、犬を出産から子犬として成長するまで育て上げる必要があるのです。勿論、1匹だけ育てればよいという訳では無く、何匹もの犬の面倒を見続ける必要があります。しかも、健康で元気な子犬を育て上げることに成功すると、次は子犬を市場に出すことになります。つまり、「ドッグブリーダー」は大袈裟に言えば、命のやり取りをする仕事なのです。

従って、売った子犬が直ぐに病気に成ったり死んだりするなど、多くの難しい局面に立たされることになります。しかし、命を扱う仕事ですから途中で投げ出す訳にはいきません。

ブリーダーは年中無休の仕事

ブリーダーは年中無休の仕事

規模の大小に関わらず「ブリーダー」は年中無休のビジネスです。犬や猫を飼っている人なら誰でも解りますが犬や猫の餌は毎日与えなければなりませんし、トイレの掃除も毎日しなければなりません。それを怠ると、ペットは栄養が偏ることや不衛生な環境で病気に成り易くなります。

従って、「趣味のブリーダー」や「プロの小規模ブリーダー」は、完全休養日を持つことは難しいのです。また、完全休養日を作るということは、費用を掛けてピンチヒッターを頼むことを意味するのです。従って、「ブリーダー」としての仕事をする覚悟を決めた以上、

1日中犬につきっきりでいなければならない覚悟が必要です。但し、「プロの大規模ブリーダー」の場合は、ローテーションで休日を取ることも可能です。

ブリーダーの1日

「ドッグブリーダー」の1日は基本的には、1日の大部分を犬と共に過ごす生活と言っても過言ではありません。犬の餌やりが1日2~3回に加えて、犬の散歩やトイレ掃除などがあるからです。

特に、犬の出産時期には1日中、犬を気にする日が続きます。子犬はいつ生まれるのか分かりませんし、途中でどんなことが起きるのか読めないからです。

また、子犬が産れた後も「ドッグブリーダー」は休めません。母犬が子犬を育てているのかを確認する必要があるからです。中には子犬に母乳を与えない母犬や子犬を育てない母犬もいるからです。

また、生まれたばかりの子犬は病気に掛かることも多く、栄養状態などを観察する必要があります。従って、子犬がある程度の大きさに育つまでは、気を抜けない毎日が続くのです。