ブリーダーによる社会問題




ブリーダーによる社会問題

ペットの飼い主も高齢化

ペットの飼い主も高齢化

人間社会では高齢化と核家族化が進み高齢者の単身世帯が増加しています。今や単身世帯がそれ以外の世帯数を追い越す勢いです。その様な社会現象に伴い一人暮らしの高齢者が、家族の一員としてペットを迎え入れ心の糧にするケースも増え続けています。

そして、高齢者の孤独死が社会問題になっていますが、その陰で飼い主が孤独死する場合や入院することによってペットが取り残される悲劇が問題視され始めています。

また、高齢者が認知症に掛かり、それまで飼っていたペットを飼えなくなる例も増えています。認知症の高齢者がペットの飼育を放棄するなら話は単純ですが、現実は認知症の高齢者が結果的にペットを虐待している場合も少なくありません。勿論、当人はペットを可愛がっているつもりですが、認知症の影響でペットの世話をすることはできなくなっている訳です。


高齢者がペットを飼うことの社会問題 

高齢者がペットを飼うことの社会問題 

つまり、もともとの根本的な問題は高齢者の孤独死で、誰にも看取られないで死を迎える高齢者が多いことが問題なのです。そして、その結果、高齢者が飼っていたペットに悲劇が起きている訳です。この様に飼い主が飼えなくなったペットは、現在、年間20万匹に上っています。

そのため、東京都内のある動物保護団体では、一人暮らしの55歳以上の人には動物を譲らないことにしている団体も出てきています。つまり、高齢者の平均寿命や認知症の罹患年齢とペットの寿命を考えると、55歳がペットを飼い始めるギリギリの年齢と考えられるのです。

しかし、そもそもペットは何のために存在しているのでしょうか。アニマルセラピーという高齢者がペットと暮らすことで元気になるケースも多く、ペットによって認知症の症状が緩和される例が医療現場で報告されています。

従って、一人暮らしの高齢者がペットを飼うことが問題ではなく、高齢者と動物のためのバックアップがない社会が問題なのです。