ブリーダーになるための手続き



ブリーダーになるための手続き

家族の了解を得る

家族の了解を得る

「ドッグブリーダー」を考えるのであれば、まず、家族を説得することが第一です。特に、配偶者の了解と協力が無ければ、「ドッグブリーダー」を長く続けることはできません。

何故なら、「ドッグブリーダー」という仕事は特別な資格や能力は必要ありませんが、犬が好きなことと1日中犬の世話を厭わないことが求められるからです。

つまり、配偶者を含めて家族の時間を犠牲にしなければならない職業なのです。「ブリーダー」は年中無休の仕事で、朝早くから夜遅くまで1日中犬の世話をしなければなりません。従って、本人・配偶者・家族が犬好きで犬の世話を厭わない家族であれば問題ありませんが、そうでない場合は家族の了解を得なければ「ブリーダー」を始めることはできません。


動物取扱責任者の要件

動物取扱責任者の要件

「ドッグブリーダー」になるには特別な資格は必要ありませんが、「動物取扱責任者」の条件を満たす必要があります。「動物取扱責任者」になるための要件は以下の通りで、次に掲げる3つの要件のいずれかに該当すれば「動物取扱責任者」として認められます。

① 実務経験を積むこと

実務経験が認められる関連種別 動物及びペットの販売 (飼養施設あり)及び保管(飼養施設あり)・貸出し・訓練(飼養施設あり)及び展示に関する業務に半年以上従事すること。

② 関連する教育機関を卒業していること

営もうとする第一種動物取扱業の種別に係る知識及び技術について1年以上教育する学校法人(学校教育法第1条に掲げる学校、専修学校及び各種学校 )やその他の教育機関を卒業していること。

  • 高等学校畜産学科・動物の生理生態等について教育する学科
  • 大学獣医学の正規の過程について教育する学科・畜産学の正規の過程について教育する学科・動物の生理生態等について教育する学科
  • 短期大学の動物の看護を専攻する学科・動物の生理生態等について教育する学科
  • 専修学校の動物の生理生態等について教育する学科
  • 各種学校(履修期間が1年以上の学校に限る) 動物の生理生態等について教育する学科

③ 資格を取ること

  • 認められる種別
  • 愛玩動物飼養管理士(1級・2級)
  • 愛犬飼育管理士
  • 愛護動物取扱管理士
  • 家庭犬訓練士(初級、中級、上級、教師)
  • 家庭動物販売士
  • 競技別指導者資格馬術コーチ
  • 競技別指導者資格馬術指導員
  • 競技別指導者資格馬術上級コーチ
  • 公認訓練士 社団法人ジャパンケネルクラブ
  • 公認訓練士 社団法人日本警察犬協会
  • 公認馬術指導者資格コーチ 財団法人日本体育協会
  • 公認馬術指導者資格指導者 財団法人日本体育協会
  • 実験動物技術者(2級) 
  • 小動物飼養販売管理士
  • 乗馬指導者資格(初級) 
  • 乗馬指導者資格(中級)
  • 地方競馬教養センター騎手過程修了者
  • 調教師 
  • 動物介在福祉士(初級、中級、上級、教師)
  • 動物看護師(初級、中級、上級、教師)
  • 動物看護師(3級)
  • 動物取扱士(3級)
  • トリマー(初級、中級、上級、教師)
  • 認定ペットシッター
  • ペットシッター士
  • GCT(Good Citizen Test) 優良家庭犬普及協会
  • JAHA認定家庭犬しつけインストラクター